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悪魔7

[437] ゆうき 2011-09-12投稿

家に到着した


「ありがとうございました」

けいさんは首を縦にふるだけだった

車から降りようとドアに手をかけようとしたら


あたしの頭を優しく撫でた

「ゆっくり休んでな」



って優しく微笑んだ


「けいさん、」


あたしの言葉をさえぎって


「おやすみ、またな」


あたしの気持ちに答えられないんだろう

でもあたしは今まで
?番目の女であることに慣れてきたから
二股なんて当然にかけられてきたから

?番が無理なら
?番なんてないとゆう
けいさんの誠実さが嬉しかった


「おやすみなさい、ありがとうございました」


と言って車を降りた


家のまえでけいさんを真似して深呼吸したとき

目から不意に暖かいものが溢れてきた


久しぶりの涙であった


つづきます

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