闇の蝶「闇の蝶見参!」4
夕暮れ時のオフィス街。
それぞれのビルに就業の動きが見られる。
「終わったぁ!」
5時から男ならぬ、5時から女。
「…こら芝野。頼んでおいた明日の朝一から会議で使う資料、コピーしておいてくれたのか?」
課長の谷川が有希を呼び止めた。
「課長。私を誰だと思ってるんですか?もちろん…」
「…まだなんだろ?」
「はい!」
元気な返事をする有希。
「馬鹿もん!お前に頼む事だと考えて朝から頼んでおいたのに」
「…あの…。明日の朝から…」
「…馬鹿もん!朝一で使う資料を、朝に作ってどうする!すぐにコピーしてくるんだ!」
「でも、あんみつが…」
「…そんな事知るか!」
資料室でコピーをする…OL三人組。
「…て、言うか…。何で私と友子がこんな所でコピーしてるの!」
「後輩思いの先輩方に感謝してますですはい」
「どうだか…。はい、これで最後よ」
「おありがとうございます松下様」
秀美が差し出した書類を、賞状を受けとる楊に受け取る有希。
完成した書類を谷川のデスクに投げ出し、三人は会社を出た。
それぞれのビルに就業の動きが見られる。
「終わったぁ!」
5時から男ならぬ、5時から女。
「…こら芝野。頼んでおいた明日の朝一から会議で使う資料、コピーしておいてくれたのか?」
課長の谷川が有希を呼び止めた。
「課長。私を誰だと思ってるんですか?もちろん…」
「…まだなんだろ?」
「はい!」
元気な返事をする有希。
「馬鹿もん!お前に頼む事だと考えて朝から頼んでおいたのに」
「…あの…。明日の朝から…」
「…馬鹿もん!朝一で使う資料を、朝に作ってどうする!すぐにコピーしてくるんだ!」
「でも、あんみつが…」
「…そんな事知るか!」
資料室でコピーをする…OL三人組。
「…て、言うか…。何で私と友子がこんな所でコピーしてるの!」
「後輩思いの先輩方に感謝してますですはい」
「どうだか…。はい、これで最後よ」
「おありがとうございます松下様」
秀美が差し出した書類を、賞状を受けとる楊に受け取る有希。
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