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Triangle(10)

[288] もも 2011-10-09投稿


帰り道ーー

美緒「恋華ちゃんってさ、可愛いよね〜」

今、私達は家の近くの公園のベンチに2人で座って喋っている。

翔太「んー」

美緒「えっ…可愛くないのー?」

翔太「いや、違くて…やっぱなんか元気ないから」

しょーたは心配そうに私を見つめた。

美緒「えっ……別にいつもどーりだよ?」

翔太「違うじゃん」

しょーたは私の腕を軽く掴んだ。

美緒「!…一緒だってば……」

私がしょーたの腕を離そうとすると、しょーたは力を強めた。

翔太「なんで言わねーの?絶対なんかあんだろ?」

美緒「ないってば!しつこいよっ…」

私はしょーたの腕を振りほどき、公園を出た。

翔太「美緒っ…!」

後ろで声が聞こえたのを無視して、家に帰った。

美緒「ただいま…」

っていっても誰もいないけどさ。

両親共働きだしね。

美緒「はぁ〜…」

私は自室に入るとベットに勢いよく、ダイブした。

しょーた…
心配してくれたのにな…

私最低だ……

ーーー……

美緒「!」

気がつくと部屋は真っ暗になっていた。

…私寝てたんだ……
しかも制服のまま……

美緒「今、何時だろ…」

私はベットの横に置いてある薄ピンク色のデジタル時計を見た。

【7:22】

美緒「わ…もうこんな時間か〜…」

私は部屋の電気を点けた。

美緒「…はぁ」

ピーポーン

家のインターホンが鳴った。

誰だろ…
しょーた……かな…?

私は1階に降り、ドアを開けた。

美緒「はーい」

龍輝「よ」

そこには笑顔の龍輝が立っていた。

美緒「龍…どしたの?」

龍輝「ん、ちょっとスパイク買ったついでに美緒の好きなケーキ買って来た」

美緒「…私に?」

龍輝「うん、…翔太も誘おうと思ったんだけど家留守だったからさ」

…しょーた……
留守なんだ…

美緒「…そっか、じゃあ上がって〜?一緒にケーキ食べよっ」

龍輝「おう」






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