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RIO-65

[345] メシア 2011-12-12投稿
俺は李将と秀護を二人きりにして買い物中。店の硝子に移る自分を見る。黒髪が目立つ。髪を茶色に染めてるからだ。春姫に言われて染めた髪と開けたピアスの穴がいやになる。何でこんなにしたんだっけ?

「よう、ヤンキー!」

肩を叩かれ振り向くと将悟がいる。にやけかたが気持ち悪い。

「うへへ〜永輔買い物?」

「うん。」

「俺今日ね瑠架先輩に抱きしめられちゃったぁ〜。」

黙れやリア充。
とにかく俺は李将の風邪薬を買いに行く。

「永輔風邪〜?」

将悟は薬局に付いてきた。

「李将がね。」

「李将が!?」

将悟の表情が変わる。

「大変!李将たんのために帰らなくちゃ!」

「ストップ。」

俺は将悟をとめる。秀護のために。

「何故だ!?早くいかないとりーおーがー。」

えーとえーと言い訳を。

「俺は兄として李将のために帰るんだ!!」

「お前は兄として李将に美味しい料理を作るんだ!!」

言い訳出来た。

「よし兄ちゃんが美味しい料理を…」

「んじゃ、スーパー行こうか。」

俺は将悟を連れていこうとしたが、

「永輔のばぁかー。作る分けねーだろ!まってろぉりーおー!!」

将悟はダッシュで逃げた。ローファーなのに速すぎだろ!
ダメだ追い付かない。
ごめん…秀護。



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