ROOM 祝10回! 〜そんなことするような人じゃない!〜
最後に、拓也の部屋…。
「オノはない…はずだ!」
扉を開けると、そこにはオノが。
「…あれ?とぼけてた?」
「俺は持ち出してない!!」
必死に否定する拓也。
すると圭吾が、
「でも岬と一緒にいたということは、拓也くん…夜1回、リビングを通ったって事だよね?」
ハッ…くそっ…。
これじゃあ無実を証明するのは難しい。
お前こそどうなんだよ…とか、
岬に「拓也はそんなヤツじゃない!」って守られても、どうにもならない。
「岬を…殺そうとしてたの?」
「ち…違う!」
『俺は信じてる。岬の事。』
『自分も信じてるよ。拓也のこと。間違っても殺さないでね。』
あの会話が、頭に浮かぶ。
すると岬が、
「拓也は、そんなことするような人じゃないよ。」
とかばった。
嬉しい。けど、何の根拠もない。
「お願いだから…疑うのはやめようよ。」
岬は拓也の前に立ち、
「拓也の無実は、自分が証明する。」
その言葉は、拓也に痛いほど伝わった。
圭吾はうつむきながら、
「それって…俺を疑ってるってことじゃん。」
「…ご…ごめん…。」
誰かをかくまうと、誰かを疑わなければならない。なんて理不尽な現実なのだろう。
「オノはない…はずだ!」
扉を開けると、そこにはオノが。
「…あれ?とぼけてた?」
「俺は持ち出してない!!」
必死に否定する拓也。
すると圭吾が、
「でも岬と一緒にいたということは、拓也くん…夜1回、リビングを通ったって事だよね?」
ハッ…くそっ…。
これじゃあ無実を証明するのは難しい。
お前こそどうなんだよ…とか、
岬に「拓也はそんなヤツじゃない!」って守られても、どうにもならない。
「岬を…殺そうとしてたの?」
「ち…違う!」
『俺は信じてる。岬の事。』
『自分も信じてるよ。拓也のこと。間違っても殺さないでね。』
あの会話が、頭に浮かぶ。
すると岬が、
「拓也は、そんなことするような人じゃないよ。」
とかばった。
嬉しい。けど、何の根拠もない。
「お願いだから…疑うのはやめようよ。」
岬は拓也の前に立ち、
「拓也の無実は、自分が証明する。」
その言葉は、拓也に痛いほど伝わった。
圭吾はうつむきながら、
「それって…俺を疑ってるってことじゃん。」
「…ご…ごめん…。」
誰かをかくまうと、誰かを疑わなければならない。なんて理不尽な現実なのだろう。
感想
- 41820:なんか人間の真実が投影されてきそうで楽しみのような恐いようなこの先です。空[2011-12-17]
- 41822:読み終えたら、きっと空さんの心に残るような作品です。るー6[2011-12-18]
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