ROOM 11 〜信じろ〜
「謝っても…もう遅いから。」
そう言って、圭吾は自分の部屋へと戻ってしまった。
拓也の部屋には3人が残された。しかしすぐに、弘貴も「眠い」と言って自分の部屋に戻った。
岬と拓也の2人。
「…圭吾を疑いたくないけど、俺は圭吾がやったと思う。」
拓也は突然つぶやいた。
「拓也…圭吾が可哀相だろ?」
「…しょうがないよ。密室で起こった出来事なんだ。」
岬は黙り込んでしまった。
「岬は…信じてくれるか?」
「うん…。」
「俺は、オノを持ち出すどころか、触ってもいない。…だから、誰かに仕組まれた。」
拓也は岬の肩をつかみ必死に説得している。
「俺が岬の部屋に行ったのをきっと誰かが見ていて、その隙にオノを俺の部屋に移動させて、あたかも俺が岬に殺意を抱いてると見せ掛けられた…。」
すると、弘貴がまた入ってきて、
「それはない。」
と異論を唱えた。
「…聞いてたの?」
拓也は焦った。
「ドア、少し開いてたよ。でも圭吾には聞こえてない。」
「…そっか…。」
岬と拓也はほっとした。
「で、違うってどういうこと?」
拓也は早く知りたいらしく、体が小刻みに揺れている。
そう言って、圭吾は自分の部屋へと戻ってしまった。
拓也の部屋には3人が残された。しかしすぐに、弘貴も「眠い」と言って自分の部屋に戻った。
岬と拓也の2人。
「…圭吾を疑いたくないけど、俺は圭吾がやったと思う。」
拓也は突然つぶやいた。
「拓也…圭吾が可哀相だろ?」
「…しょうがないよ。密室で起こった出来事なんだ。」
岬は黙り込んでしまった。
「岬は…信じてくれるか?」
「うん…。」
「俺は、オノを持ち出すどころか、触ってもいない。…だから、誰かに仕組まれた。」
拓也は岬の肩をつかみ必死に説得している。
「俺が岬の部屋に行ったのをきっと誰かが見ていて、その隙にオノを俺の部屋に移動させて、あたかも俺が岬に殺意を抱いてると見せ掛けられた…。」
すると、弘貴がまた入ってきて、
「それはない。」
と異論を唱えた。
「…聞いてたの?」
拓也は焦った。
「ドア、少し開いてたよ。でも圭吾には聞こえてない。」
「…そっか…。」
岬と拓也はほっとした。
「で、違うってどういうこと?」
拓也は早く知りたいらしく、体が小刻みに揺れている。
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