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★Rio★ー10

[337] メシア 2012-01-02投稿
九月の末。少し寒くなってきた。菅原貴浩は掃除をしないで理科室のロッカーの上であぐらをかいている。目線は外掃除の莉緒だ。
莉緒と藤田が重なって莉緒が見えなくなる。

菅原「ばか、藤田邪魔だよ。」

後ろから菅原は頭をはたかれる。栄祐だ。

栄祐「掃除しろ。」

菅原「いや〜もう少し莉緒ちゃんを見てから。」

栄祐はカーテンを閉める。

菅原「あ!俺の莉緒ちゃん!」

栄祐「お前のじゃねぇ!!俺のだ!」

ぎゃーぎゃー二人で喧嘩する。菅原はカーテンを開けて外を見る。。

菅原「藤田が〜莉緒ちゃんにバグ〜。」

栄祐「は?」

菅原「いやマジで。」

栄祐は外を見る。
莉緒と藤田は普通に掃除をしている

菅原「うっそぉ〜。」

菅原は笑いながら舌を出す。

栄祐「てめぇ…。もう、信用しねぇ!」

菅原はまた外を見る。遥南が藤田を無理矢理連れていく。

菅原「岡崎が〜藤田を連行〜。」

栄祐「どうせ嘘だろ。」

菅原「いやマジで。」

栄祐「嘘嘘。」

栄祐は窓を見なかった。菅原は藤田が遥南に連れていかれるのを見ていた。

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