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★Rio★ー11

[336] メシア 2012-01-02投稿
莉緒と藤田は外掃除だ。特に会話もなく手を動かす。藤田は莉緒にアタックする絶好のチャンスなのになにもしない、いや出来ない。
莉緒は妙な視線を感じる。その方向を見ると菅原がいる。

莉緒「藤田、」

藤田はドキってする。

藤田「はい?」

莉緒「私の左に立って。」

藤田「はい。」

藤田は莉緒の左に立つ。

莉緒「あの人ホントにやだ。」

莉緒はしゃがんだ。ツインテールが地面につく。
藤田は菅原がこっちを見ているのに気づく。

莉緒「ねぇ、何とかして。」

藤田「いや、そう言われても、」

藤田は莉緒から視線をずらす。顔が赤い。

莉緒「どうしたん?」

莉緒は藤田の顔したから覗きこむ。

藤田「いや、別に…。」

莉緒「いや、赤いよ。」

藤田「何でもないです!!」

藤田はドキドキが止まらない。


遥南「ふーじーたー!!」

遥南が走って来た。

莉緒「遥南ちゃんだ。」

莉緒は遥南の胸を見ていいな、と思う。莉緒はペッタンコだから。ついでに莉緒は背も低い。

遥南「莉緒ちゃん、藤田を借りるよ。」

莉緒「どうぞ。」

遥南は藤田の腕を掴み走っていく。




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