ROOM 16 〜実行しよう〜
圭吾の提案に、弘貴は、
「外が…危険だったら?」と反論。
しかし、圭吾の主張は続く。
「4人で、この部屋を脱出しよう。」
『自分に自信を持つ。』
この日から、圭吾は少し変わったように見えた。
2日目。
「ちょっと入るぞー。」
拓也がまた、布団を持って岬の部屋に入ってきた。そして圭吾も。
「今日ここで寝る。」
「3人〜?」
さすがに岬も、困る。
でも、頼もしいし、淋しくない。
岬は2人を受け入れた。
これに弘貴が入ったら、この部屋はパンパンだ。
だが、弘貴は来ないようだ。良かった…。
すると拓也が、
「翌朝、ちょっと見てみようぜ。食材配達は、どのようにして行われているのか。」
「うん。そうだね。」
岬は頷いた。圭吾は、目覚まし時計を6時半にセットした。
圭吾の顔は、少し変わったように見えた。
温かい目になっているようにも見えた。
「岬…ありがとう。」
「い…いや…。」
岬も、誰かを助けられた喜びで、笑みが止まらなかった。
「何?岬圭吾に何かしたの?」
拓也が聞いてきた。
「え…うん、まぁ…。」
「何だよ〜何してやったんだよ。」
「教えないっつーの。」
そういうおちゃらける岬を、拓也は先生のような眼差しで見ていた。
「外が…危険だったら?」と反論。
しかし、圭吾の主張は続く。
「4人で、この部屋を脱出しよう。」
『自分に自信を持つ。』
この日から、圭吾は少し変わったように見えた。
2日目。
「ちょっと入るぞー。」
拓也がまた、布団を持って岬の部屋に入ってきた。そして圭吾も。
「今日ここで寝る。」
「3人〜?」
さすがに岬も、困る。
でも、頼もしいし、淋しくない。
岬は2人を受け入れた。
これに弘貴が入ったら、この部屋はパンパンだ。
だが、弘貴は来ないようだ。良かった…。
すると拓也が、
「翌朝、ちょっと見てみようぜ。食材配達は、どのようにして行われているのか。」
「うん。そうだね。」
岬は頷いた。圭吾は、目覚まし時計を6時半にセットした。
圭吾の顔は、少し変わったように見えた。
温かい目になっているようにも見えた。
「岬…ありがとう。」
「い…いや…。」
岬も、誰かを助けられた喜びで、笑みが止まらなかった。
「何?岬圭吾に何かしたの?」
拓也が聞いてきた。
「え…うん、まぁ…。」
「何だよ〜何してやったんだよ。」
「教えないっつーの。」
そういうおちゃらける岬を、拓也は先生のような眼差しで見ていた。
感想
- 41941:外に出る糸口になるかな?空[2012-01-06]
- 41943:コメントありがとう(≧▼≦)るー6[2012-01-06]
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