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トクベツな君。‐2‐

[446] AYM 2012-02-24投稿



その次の日、事件は起きた!!










「彩先輩!!聞きたい事があるんですけどぉ..」


そう言ってきたのは、


あたしの後輩、

《高橋友美》



かなり可愛いと学校中から人気がある。









「ん? 聞きたい事って何? 」





「あの…………………。 海翔先輩と付き合ってるんですかっっ!?」











「えっ? あ… 付き合ってないょっ!…」







「そぉだったんですかあああっっ!…… じゃあ、海翔先輩の事好きでもないんですよね?」





「う…うん?」




「よかった--!じゃあコレ、先輩に渡しといてもらいませんか??」







そう言われて貰ったのは、海翔宛の手紙だった。


いわゆる… ラブレターってやつ!…








チクッ。 痛い。


胸がはりさけそう。






学校一可愛い子に、ラブレターなんてもらったら、誰でも簡単に好きになっちゃうんだろうな…。




可愛い子ってズルい。







海翔に手紙を渡しとけって?



バカな事言うなよ。



あたしにそんなこと出来るわけないじゃん。



だってあたしも、

海翔の事が好きなんだもん。






私は、その手紙を握りしめ、いつもと変わらない放課後の帰り道を歩いていった。






つづく

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