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「希望の光1(2)」

[498] 美穂 2012-03-02投稿
A妻「アナタ、そろそろ生まれるわ…ゴホゴホ…ハァハァ」

A旦那「大丈夫か!無理するな。タクシーつかまえて病院に行こう」

ずっと望んでいた
欲しかった子供
その望みがやっと叶う時が来た


『…ワープしました。今回は男1名、女1名、子供1名が11時52分〜11時52分50秒までの数秒で3名死亡します。』

「……なんであんなに笑顔なんだろう…なんであんなに幸せそうなんだろう……わからない」

『【希望の光】を開始しろ!と命令が下されました。お願いします』

11時52分

タクシーの後から暴走車が衝突して来た。妻も旦那も命が危ない状況…妻は意識がもうろうとしていた。旦那は意識不明の重体…妻は涙を流した…
そのとき時間が止まった
A妻「何、まわりが止まってる…」

「貴様に【希望の光】を授けよう。」

A妻「あなたは…」

「あなた達はあと45秒後に死にます」

A妻「…うそ…」

「アナタに1度だけチャンスをあたえます。…旦那もアナタも助かるかも知れません…」

A妻「…くだ…さい…お願いします」

「1度だけ戻りたい【過去】に行けます。いつに戻りたいですか?」

1番意志が強いと思った女の人間を選んだのだ

A妻「じゃあ…前に戻して下さい」

「了解しました。では戻ります【希望の光】よ。この者に1度だけ神からの希望をあたえたまえ」

妻は30分前に戻った
タクシーに乗る前、旦那と家で話している所から、また時は動き出した

A妻「あれ?さっきの人は」

A旦那「どうしたんだ?お腹がいたいのか!」

A妻「あなた…アナタ!」

嬉しさのあまり妻は旦那を抱き締めた

A旦那「オイオイどうした〜甘えん坊だな」

A妻「そろそろ生まれそうなの…安全運転で病院に行こう」

A旦那「任せとけ!」

無事に病院についた
そして出産の戦いがはじまった

『よかったね。成功だよね』

「あぁ任務完了だな」

安心していた…その時

『…!まさかこんな運命ありえない』

出産「…子供を産むとアナタは身体がもたなくて死にます。…残念ですが子供は…」

1番聞きたくなかった言葉を聞いてしまった

出産「…殺すしかありません…」

A妻「そんな…やっと授かったのに…旦那と私との大切な子供…」

出産「…」

A妻「…私…みます」

出産「…なんですか?」
A妻「私産みます!」

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