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DARK-NESS 9

[372] ZAZA 2012-03-20投稿
審査室に職員や医療班が入り、フェンに駆け寄る。



職員A「大丈夫か!すごいケガだ。」



医療班がその場で処置をする



フェン「奴は…危険だ…」



職員B「事情は後で聞くから、今は喋るな!」



フェンは意識を失いながら言った。



フェン「奴は…間違いなく…リ……ス…」



最後まで言う事なく気絶した。



職員B「聞き取る事が出来なかったが、これはかなり問題だな」



職員A「もしかしたら世界政府も出てくるかもな」



それから2時間後、全部屋のPCに結果のメールが届いた。



タケ「Sランクだと!マジか!」



エンデン「すごいな…Sランクなんてここ何年もいないのに」



ユウ「…」



次の日



朝からユウの部屋にタケがいた。



タケ「おい!結果見たかよ!Sランクだぜ!」



まだ興奮状態なタケなのに対しユウは冷静だった。



ユウ「知ってるよ」



タケ「おいおい、やけに冷静だな…まさか自分よりいい結果だったから子供みたいにふくれてんのか?」



少しからかうように言うと、真剣に答える。



ユウ「違う!そうじゃない!俺は心配してるんだ。」


タケ「心配?ケガでもしたのかアイツ?」



ユウ「それも違う!おかしいと思わないか?ムカイの能力がどんな能力かはわからないが、Sランクはおかしい!」



タケ「そうか?単純に凄い能力だったからじゃねーの?」



ユウ「おかしいのはそれだけじゃない。アイツは1年遅れて来た」



タケ「それは1年間がっつり修行したからだろ?」



ユウ「はぁ…お前は本当に単純だな」



タケ「なんだとコラァ!」


絡んでくるタケを流しながら思う



ユウ「1年でアイツに何があったんだ…。」



その頃治療を終え、Sランクの階にいた。



ムカイ「まだ傷が痛むな…」



ライセンス取得試験の不安を抱きつつ、会場に入る。

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