愛病 3
その日の夕方、電話が鳴った。
ちょうど2人で近くの公園まで散歩に行って帰ってきたところだった。
太一が電話に出ると、すぐに楽しそうな会話を始めた。
そしてその日の夜、太一の家は賑やかになった。
電話をかけてきた太一の友達を含め、3人が家に来た。
太一と私の住むマンションは駅の近くにあり、集まりやすい訳か太一の家での飲み会は急遽決まったようだった。
みんな酒を飲みはじめ、異様なテンションとなった。
私は飲めないから見ているだけだった。
友達は私を見て
「へー、かわいいじゃん?」
と口々に誉めてくれた。
嬉しかったが、
『酔ってるせいでしょ?』
と笑って言い返した。
酒がまわってきたのか、友達の1人が私に抱きついてきた。
なかなか放してもらえず辛かった。
とても怖くなり、私はみんなの目を盗んで家を出てしまった。
そう、別に太一が悪いわけではない。
もちろん友達も悪くない。
ただ‥‥なんだか怖かったんだ。
友達が帰ったらちゃんと帰る。
そしたら太一に謝ろう。
そんなことを考えながら歩いていると昼間に来た公園に行き着いた。
首には太一がつけてくれたネックレスが美しく月明かりに照らされ光っていた。
ちょうど2人で近くの公園まで散歩に行って帰ってきたところだった。
太一が電話に出ると、すぐに楽しそうな会話を始めた。
そしてその日の夜、太一の家は賑やかになった。
電話をかけてきた太一の友達を含め、3人が家に来た。
太一と私の住むマンションは駅の近くにあり、集まりやすい訳か太一の家での飲み会は急遽決まったようだった。
みんな酒を飲みはじめ、異様なテンションとなった。
私は飲めないから見ているだけだった。
友達は私を見て
「へー、かわいいじゃん?」
と口々に誉めてくれた。
嬉しかったが、
『酔ってるせいでしょ?』
と笑って言い返した。
酒がまわってきたのか、友達の1人が私に抱きついてきた。
なかなか放してもらえず辛かった。
とても怖くなり、私はみんなの目を盗んで家を出てしまった。
そう、別に太一が悪いわけではない。
もちろん友達も悪くない。
ただ‥‥なんだか怖かったんだ。
友達が帰ったらちゃんと帰る。
そしたら太一に謝ろう。
そんなことを考えながら歩いていると昼間に来た公園に行き着いた。
首には太一がつけてくれたネックレスが美しく月明かりに照らされ光っていた。
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