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DARK-NESS 14

[370] ZAZA 2012-05-10投稿
執事「お好きな場所にお座りなってお待ち下さい」



空いてる所に座ると、大きいテレビが着いた。



「お集まり頂きありがとうございます。私はこの屋敷の主マラスキーノです。」


どんな老人かと思いきや、50前半の若々しい人だった。



マラスキーノ「では早速ですが、採用試験を始めさせてもらいます。それは…」


全員が注目する



マラスキーノ「それは、おつかいです!」



そう言うと執事が、全員にメモを渡した。



エンデン「花屋でバラを一本買う?何だこれ?」



女「私は市場で鳥肉を…」


男「俺は修理に出してる時計を…」



皆それぞれ、子供のおつかい並に簡単な物だ



男「何を基準に採用するんだ?こんなの全員簡単にクリアするぞ」



女「もしかして早い者勝ちとか…」



マラスキーノ「いえいえ、早い者勝ちではありません。本当にただのおつかいですので、全員クリアした場合は全員合格です」



執事「それでは皆さん制限時間は3時間ですので、お早いお帰りを…」



全員屋敷を出て、それぞれ渡されたメモを持ち、町に降りて行った



エンデン「えーと花屋、花屋は…」



メモに書かれた地図を頼りに移動してると、工場地帯に来ていた



エンデン「一応着いたけど…」



目の前に大きい倉庫があり、仕方なく中に入った



エンデン「こんな所に花屋なんてある訳ないよなぁ」


薄暗い中、中央まで歩くと電気が付き、倉庫内が明るくなった



エンデン「…」



静かな倉庫内に足音が響く。



目の前にサングラスにスーツを着た男が現れた



エンデン「なるほど、一人一人ちゃんと実力を確かめる為にこういう形にしたのか」



男は内ポケットからバラを一本取出し、再び内ポケットにしまい構えた



エンデン「花屋さん見ーつけた…」



やる気が失せた感じで言うと仕方なく戦闘体制になった


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