携帯小説!(スマートフォン版)

偶然の産物

[342] にー。 2012-05-17投稿
ずっと
おびえてた空間だった


ただじっと
早く朝が来るのを待つだけの空間


いつも
淡い灯りを灯している空間


明けない夜はないように

この暗闇もいつかは終わる


ただ

まだ続きそうで

くじけそうで

負けそうで


このタイミングは何なんだ


少し解釈を変えてみる

思いもつかなかった

おびえるだけの空間は

あたたかく包まれる空間に


静かに

ひっそりと



感想

感想はありません。

「にー。」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス