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小さい背中

[322] にー。 2012-05-27投稿
落ち込んだ時
そばにいたのは食べ物で
隣にいたのは音楽で
寄り添っていたのはフィクションで

残念ながら人ではなかった

おかしな話だ
周りにはたくさん人がいた
心配してくれる人がいた
支え合うのが人というものではないか

自分を見つめ自己嫌悪

古き悪しき時代

昔ほどではないが
今も確かに存在する闇

でももう苦痛だけの暗闇ではなくなったんだ

苦しめているだけかもしれない
良かれと思ってすることも
悪く作用する事もある

救われたからといって救えるか?

苦しい存在でしかないなら
かまわず去って大丈夫だよ

このもどかしい世の中で
あえて自由を振りかざすなら
なす術もなくただ願うだけ


闇に差し込む光でありたい

怯える小さなその背中
温める手達の一つでありたい


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