携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> 尚も美しく咲き誇れ 【1】

尚も美しく咲き誇れ 【1】

[376] 儚曖 2012-06-16投稿





愛の中にはいつでも陽だまりがいた。

心の中はいつでもあなたで溢れていた。


たくさんの切なさと、どうしようもないもどかしさで埋まっていて。



微量の哀しみはスパイスとなって溶け込んでゆく。





 もしも、
  もしも、


あたしの10本の指が使えたならばハートを象り頬を淡く染めるだろう。

あたしの耳がよく聞こえたならば耳を澄まして愛しさに包まれたい。

あたしの想いを口に出来たならば、この恋心を世界のどこかでそっと伝えるだろう。


そうしてあたしのすべてでこの愛を証明する。

方程式だってぶっ壊してやれるんだ。




ただ、ただ愛を。
何億という言葉でも伝えきれないこの愛を。


いつもあなたに想い焦がれて、焦がれていて。

どんな時でもそばにいた。

愛で染めて、愛で埋めてくれた。






感想

感想はありません。

「儚曖」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス