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DARK-NESS 18

[361] ZAZA 2012-06-25投稿
ユウとタケが降りてきた飛行機に能力協会のマークが付いていた。



タケ「何で俺達が盗賊狩りなんてするんだよ…こんなの世界政府の仕事だろ?」


ユウ「基本的にそうだけど、この任務はそうはいかないらしい」



20人の列の一番後ろをユウとタケが歩きながら話していた



タケ「この間落札されたAIチップだっけ?あれはもともと能力協会の物だったんだろ?」



ユウ「そう、それで俺達は能力協会から盗んで出品した出品者の確保…だけだったんだが、AIチップを盗賊が狙ってる情報が入ったからついでに捕まえるんだろ」



空港を出て、バスに乗り込みホテルに向かっていた



タケ「この事がバレれば能力協会は大恥…だから俺達がこそこそとやる訳だ」



豪華なカジノ街をバスが通る



ユウ「でもまさか俺とタケがSランクに上がる前に能力協会に入るなんて思わなかったな」



タケ「あぁしかも入ってすぐ、能力協会特殊戦闘部隊S.O.Lに配属だし」



「ミーティング始めるから集まれー」



ホテルのロビーに集まる



「作戦は今夜2時、まずは出品者の確保だ。それから盗賊の確保に移る。」



ユウ「AIチップはどうするですか?」



「必ず取り返す!理想は盗賊に盗られる前に取り返したいんだが…」



タケ「情報によると、落札者が相当な能力者の護衛を付けてるとか」



「事情を説明して理解出来なければ力ずくで取り返す!」



「理解!」



「作戦開始まであと4時間、時間になったら各自指定された場所に着くように」



11時ごろ…男がカジノを楽しんでいた。



「今日はついてる」



男が時計を見て立ち上がり、ディーラーにチップを渡す



「さて、場所を変えてもう一儲けするか」



ディーラー「幸運を」



男がカジノを出て電話を掛ける



「俺だ…メンバーは揃ったか?…分かった…じゃあ予定どうりに…邪魔が入ったら?……勿論皆殺しだ」



AIチップを守る者、取り返す者、奪う者、数時間後それぞれの目的が交差する…。

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