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DARK-NESS 28

[422] ZAZA 2012-09-08投稿
モルテヘブンの悪夢のような長い夜が終わり、何もなかったかのように、また騒がしい1日が始まる



ユウとタケは能力協会が運営する病院にいた



ユウ「ん…ここは?」



タケ「病院だよ」



目覚めたユウの隣のベッドにタケが座っていた



ユウ「お前は元気そうだな」



タケはそれほど大きな怪我ないが、ユウは全身包帯姿で身動きが取れないほど重症



タケ「仕方ないさ。お前が戦った奴は武器持ちだし、夕闇の亡霊たちのナンバー2みたいだし」



ユウは天井を見る



ユウ「お前は気付いていたか?あいつら能力を使わず戦ってたの」



タケ「あぁ…でもお前と戦った奴は…」



ユウ「あれはただの剣術にすぎない、本当の能力はわからない」



タケ「夕闇の亡霊たちもすげぇけど、うちの隊長はもっとすげぇよな」



ユウは何か気付いたかのように起き上がる



ユウ「痛い!」



タケ「急にどうしたんだよ!大丈夫かよ」



ユウ「隊長達はどうなったんだ!」



タケ「俺もさっき聞いたんだけど、」



あの夜…



カシス「AIチップは何処だ!」



お互い無数のラッシュを交わしながら話す



ヴァン「マジで知らないんだって!というかお前随分雰囲気変わったよな!」



カシスを吹き飛ばして、頭上から来るアカシアの攻撃を避ける



ヴァン「お前は相変わらずだな!くぅ!」



アカシア「フン!」



アカシアの重い蹴りで建物に吹き飛ぶ



ヴァン「つ〜やっぱ2対1はきついな…」



アカシアがヴァンのいる建物に向かって光の玉を放つ


「ドーーーン!」



広範囲に大爆発し、一面跡形もなく消し飛んだ



カシス「やったか?」



アカシア「いや…」



土煙の中に人影が見え、視界が晴れると衣服がボロボロながらも、さほどダメージは受けてないヴァンがいた



アカシア「化け物か…」



ヴァン「お互い様だろう?」



高速移動し、カシスの後ろに立ち、左手で触ろうするが避けられる



アカシア「気を付けろ…あいつの左手に触れられると厄介だ」



カシス「あぁ…奴にはわからない事がまだまだある」


耳に着けてるイヤホンを気にしながらも、陽気に話す


ヴァン「顔を覆うぐらい長い髪だったのに、短くなってウェーブまで…女でも出来たか!世界最強の体術「神躯」使いさんよ!」



サングラスを掛け、隠し持ってた閃光玉を投げる



カシス「くそ!」



アカシア「眩しい!」



目の前が光に包まれる中、ヴァンはアカシアの耳元で囁く



ヴァン「AIチップは俺達が頂く、安心しろ…能力協会のミスの事は黙っといてやるよ破壊神アカシア君」



アカシア「貴様!」



周りを払うが、もうヴァンの気配はなかった



カシス「…仕方ない撤退だ」



アカシア「次に会った時は必ず!必ず殺す!」



これでモルテヘブンの戦闘は終了した。



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