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また雨の下より

[324] にー。 2012-09-11投稿
想像してみた
あなたの好きなあなたも
あなたの嫌いなあなたも

望むものも
望まないものも

肩を落としていても
涙をこらえていても

そっと触れることも
寄り添ってあげることも出来ない
綴られた言葉もすべては見られない

でも
居られぬ昼も
眠れぬ夜も
昔ほどあきらめの呼吸はしていない

忙しい朝を迎え
それどころではない時間を過ごし
また想っては
手紙を綴る

そうして
どうか同じ呼吸をしていますようにと
遠く離れた雨の下で

声なくつぶやく



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