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DARK-NESS 35

[466] ZAZA 2012-10-12投稿
前にかざした手を自分の心臓に突き刺す



ムカイ「な!」



ジャガー「おおおおおおおおおおおお!!!」



ジャガーの姿が徐々に変わっていく



ムカイ「これが奴の真の能力か!」



ジャガー「…ケルベロス」


白銀の鎧を身に纏い、赤い爪になった姿が現れた



ジャガー「この姿になるのはてめぇで二人目だ」



二人の居る空間が恐怖感に包まれる



ムカイ「…」



ジャガー「行くぞぉぉぉ!」



雄叫びと共に目の前から消え、気付けばムカイの左肩にジャガーの爪が刺さっていた



ムカイ「!!!」



爪を抜き、ムカイを蹴り飛ばす



ムカイ「くっ!早すぎて痛みを感じないなんて初めてだ…今になって痛みが…」


左肩を押さえるムカイに向かってジャガーが爪の刃を飛ばす



ジャガー「デスエイジ・ヘル!」



赤い刃がムカイを襲う



ムカイ「はああああ!」



黒い炎で振り払うが、ジャガーの技の威力の方が上だった



ムカイ「ぐわああああ」



まともにくらってしまい、吹き飛ばされる



「トン…トン…」



壁を蹴る音が聞こえるが、ムカイは立ち上がる事が出来ない



ムカイ「う…体が…動かない…」



天井付近まで上がり、ムカイの真上にジャガーが構えていた



ジャガー「とどめだ!」



空中で手をクロスさせ、X型の爪の刃を下にいるムカイに向かって放つ



ジャガー「デスキャリバー・ヘル!」



地面がX型に割れ、建物は半壊状態になった



ジャガー「ははははははは!オレの勝ちだ!」



ジャガーの高笑いが響く中、X型に割れた瓦礫の中でムカイの体がピクリと動く


ジャガー「ここはもう駄目だな…新しい所を探さないと…」



外に向かって歩きだすと、後ろに気配を感じた



ジャガー「あの野郎…まだ生きてんのか…」



振り返ると、血だらけで立つムカイの姿があった



ジャガー「バカな奴だ…あのまま倒れとけば生きて帰れたのに…そんなに死にたいらしいな」



空間を裂き、赤い爪の刃を出し、歩きだす



ジャガー「今度は確実に貴様の喉を刈っ切ってやるぜ!」



ムカイに向かって飛び掛かる



ジャガー「何!!!」



ジャガーの攻撃が当たる瞬間、衝撃波で吹き飛ばされる



体勢を整え、ムカイを見ると凄まじいオーラが漂わせていた



ジャガー「な、何だこの威圧的なオーラは!」



よく見ると、ムカイの右の瞳に奇妙な模様が浮かんでいた



ムカイ「俺も本気で行くぞ…」



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