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続「たまらんく哀しい」2/4

[807] シャイン 2012-12-09投稿
麻美は
なんかと
馴れ馴れしく
近づいてきたが

僕は平静さを装い
受け流して
二年間を過ごした

二年間で
僕はすっかり
部活人間になり
雄太は野球を辞めた後にバイク事故で亡くなり

それを機に
小学生の頃の
野球仲間は
皆故郷を離れた


僕は
また余命短い
純に頼まれ
数ヶ月付き合い

分かってた結果だったが
純が亡くなり
相当傷心な気持ちで純の葬儀に出席せずに教室で黄昏ていた

純の葬儀に出た
麻美が教室に戻り
葬儀に出なかった
僕の非難を始めた


「アンタみたいな冷たいヤツは最低や…純が可愛そうや」


二年間
我慢し続けた
僕の中の
ガラスコップが
心の中で
割れる音がした


僕は握りしめていたボールペンを
麻美に突き刺したい衝動を抑え
自分の左手に
力任せに突き刺した…


麻美は
僕の自虐的な行動を呆然して見ている


僕は震える声で
麻美に指示した

「座れ…」

僕は怒りを抑え
震える声で
静かに伝えた


「純のことは
俺と純の問題や
お前…は…口を出す筋合いちゃう」

「けど…お前は…」


しばらく沈黙が
続いた後に
言葉を続けた


「幸さんと由美子ちゃんを殺した一味だ…」


麻美は目を白黒させている

感想

  • 42278:悔しい…[2012-12-13]
  • 42281:すみません前科持なので投稿禁止になりました!携帯買い換えたら又お会いしましょう[2012-12-24]

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