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DARK-NESS 54

[431] ZAZA 2013-01-29投稿
黒い炎を周りに漂わせる



シゲル「憎しみや悲しみで炎の色が変化したのか…それに加えてリスクを背負い、力を上げるとは…」



ムカイ「それだけじゃない…」



右目の目蓋を指でなぞり、目蓋を開くと右の瞳に奇妙な模様が浮かぶ



シゲル「その瞳は魔痕!その瞳を持つ者はもうこの世にはいないはずじゃが…」


ムカイを包むオーラが更に跳ね上がる



シゲル「フン…軽く遊んでやろうと思っていたんじゃが、そうはいかないみたいじゃな」



両手を広げるとシゲル・リーンの左右に謎の巨人が2体現れた



ムカイ「こ…これは!」



シゲル「風神、雷神じゃ。N・ジャパン出身なら見たことはあるじゃろ」



かの有名な風神雷神図に描かれている風神雷神なのだが、シゲル・リーンの風神雷神はかなりメカチックな姿で、大きさは12メートルはある



ムカイ「デ、デカイ!」



更に風神雷神が現れてから、島の上空に黒い雲が広がり始めた



シゲル「悪いがこの島はこれから嵐になるぞ」



風神雷神がムカイの方へ飛び出す



タケ「代表の能力?知らねぇな…」



ユウ「俺は一回見たことがある。タイプ的に言えばエンデンと同じだ」



タケ「へぇ〜」



ユウ「けど強さや大きさが全く違う。しかも2体同時なんて凄すぎる」



タケ「その凄すぎる代表とムカイが戦ってるんだろ?すげぇな…」



ユウ「あぁ…俺なんて代表の能力を見た時、圧倒的なオーラと恐怖で気絶仕掛けたぐらいだからな」



能力協会総本部代表室の前でユウとタケが力のない声で語り合っていた



ユウ(死ぬなよ…)



雷神「ウォォォ!」



両手を合わせ、ハンマーのようにムカイに向かって振り下ろす



ムカイ「とう!」



ハンマーパンチを飛び上がって避け、雷神を踏み台にして上空にいる風神に攻撃を仕掛ける



ムカイ「焔・黒焉砲!」



右手に黒い炎を纏い、風神に飛び込むが、風神が持つ袋の口を大きく広げると風の渦がムカイに直撃する



ムカイ「くそ!風が!」



吹き飛ばされたムカイを雷神が掴む



ムカイ「がはぁ!しまった!」



雷神「アァァァ!」



ムカイを強く握りしめ、地面へ叩き落とす



雷神「オォォォ!」



避雷針を具現化し、ムカイの近くに刺すと背中に背負っている太鼓を叩く



「ゴロゴロゴロ…」



黒く覆われた雲から雷が避雷針に落ちる



「バリバリバリ!」



シゲル「黒焦げになったか?」



二人が戦っている島に雨が降り始めた



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