青春カルテ7
・身長、148cm
・甘党
・ぶかぶかの白衣
これらから連想される者。我らが保健室の先生『クロエ先生』あの人だ。
俺がクロエ先生
・身長、148cm
・甘党
・ぶかぶかの白衣
これらから連想される者。我らが八撫-ヤブ-総合病院その他科の先生『クロエ先生』あの人だ。
俺がクロエ先生にであってもう数年がたつのだが。
先生はいっこうに老ける気配がない。
この数年いろんな事があり、俺白木命-シラキメイ-は保険室から総合病院に配属されたクロエ先生の助手として今日も来ない患者を待っていた。
「患者さん、来ませんねぇ」
「私にとっては来ないほうが好都合だ」
クロエ先生は綿菓子をまるで山賊かの様にして食べている。
でも、クロエ先生の言うことも一理はある。
そう。このクロエ先生仕切る『その他科』は、この総合病院内にある科でたらい回しされた患者ばかりを受け持つ、最終処理を行う科だからだ。
つまり問題を抱えた患者が結果集まるわけで―――。
「黒坂ぁあぁああ!」
その他科の扉が乱暴に開かれる。
ずかずかと入ってきた金髪の男はその他科のお隣りの獣医科担当『牧田-マキタコウジ-浩司』だった。
「なんだい。牧田先生、私は今忙しい……はむはむ」
「どこがだ!綿菓子食ってるだけだろうっ」
まったくそのとおりです。
感想
感想はありません。