携帯小説!(スマートフォン版)

トップページ >> 恋愛 >> ギャラクシーラリー112

ギャラクシーラリー112

[456] フェイ 2013-05-09投稿
遼一はオカマチームと互いの情報を交換した。

シンジには断らず独断で行ったものだ。

これは、オカマ三人はレースでの優勝など考えておらず、ただ単に<いいオトコ>に会えれば良いというスタンスでの参加だと言われたからだ。

遼一はそれを信用した。

彼ら、いや彼女らからは人を騙そうとする<気>が感じられなかった。

「もちろん、最初は賞金目当てに優勝するつもりだったわ。けど、あの騒ぎでちょっと考え変えちゃった」
イッコーの言葉には真実味があった。乱闘の事を言っているのだ。

「あの騒ぎをよく無事に切り抜けましたね。やっぱりカバちゃんさんの活躍ですか?」

「イヤねぇ、さんづけなんてしないで。カバちゃんって呼んでね」

「それもあったんだけど、タレントの友達が助けてくれたのよ。ケインとかワッキーとかのチーム」

愛が説明してくれた。

遼一は辛うじてケインの名は知っていたが、二人の芸人は知らなかった。ケインにしても、むしろ彼の父親の方が遼一には馴染み深い。

「なるほど。怪我がなくて良かったですね。ところで、スマチームって知ってますか?第1ゴール1位通過の」

「知らないわ。スマってまさか…」三人が顔を見合わせた。

感想

感想はありません。

「フェイ」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス