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DARK-NESS 67

[420] ZAZA 2013-06-11投稿
闘技演武はニ回戦が始まっていて、能力協会チームの試合が迫っていた



タケ「恐神と当たるチームとちゃんと話はしたのか?」



特別室で準備運動をしながら話すタケに対し、試合前に食事をしているユウとシゲ



ユウ「うん?あぁ…ちゃんと話はしたし、納得しないチームには金も渡したから大丈夫だろ」



タケ「そうか、それなら安心か」



準備運動を終え、ユウとシゲ食事をつまみ食いしながらとんでもない事を言い出した



タケ「次の試合、二人倒して終わるから最後はシゲに任せるわ」



噴き出すユウに動きが止まるシゲ



ユウ「はぁ?何言い出すんだよ!」



珍しく真剣な顔のタケ



タケ「お前も俺も正直シゲの実力がわからない。だから今のうちに把握しといた方がいいだろ?最終的には恐神と戦うんだから」



ユウがシゲを見ると驚く事なく普通の表情だった



シゲ「僕は別に構わないよ」



タケ「よっしゃー!行くぜ!」



能力協会チームのニ回戦が始まる



実況アナ「さぁー!それでは次の試合は能力協会チームの登場だぁー!」



沸き上がる歓声と共に能力協会チームが入場すると既に相手チームがスタンバイしていた



タケ(チームブルーイング、N・アメリカ代表か…あの真ん中にいる奴がリーダーか…)



腕を組み、大股を開いて威風堂々と座る男と両脇で不安感でいっぱいな男達がいた



クアーズ「兄貴!相手は能力協会チームですよ!俺達じゃ無理ですよ!」



ラガー「その通りですよ!ここは諦めて帰りましょうよ」


リーダーと思われる男に必死に説得するが、全く聞く耳を持たない



ワイザー「いいからさっさと行ってこい!」



リーダーのワイザーの言う事は絶対らしく、渋々クアーズが舞台に上がる



クアーズ(ちくしょう!こうなりゃ行くしかねぇ!)


試合が始まったが、クアーズとラガーはタケによってあっさりとやられる



ラガー「うぅ…すまねぇ兄貴…」



座っていた大きな体がゆっくり立ち上がり、舞台に上がる



ワイザー「ったく、情けねぇ野郎共だ。後は俺様に任しとけ」



明らかに前の二人とは違う雰囲気を感じ取るタケ



タケ(コイツ…ただ者じゃねぇな。多分シゲでは無理だな…ここは予定変更だ。このまま俺が行こう)



試合開始の合図を待つ両者を見てシゲが不思議に思う


シゲ「あれ?タケ…ヤル気満々じゃないの?」



眉間に皺を寄せるユウが答える



ユウ「向こうのリーダーが予想外に強者だからタケはそのまま行くんだろう。お前も感じるだろ?奴のオーラを」



シゲ「…」



そして試合が開始される



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