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DARK-NESS 78

[485] ZAZA 2013-11-02投稿
舞台から運ばれるシゲを心配そうに見守るユウ



実況アナ「ハーデス選手がバトンタッチしましたので、事実上大将戦です!」



歓声が最高潮に盛り上がる


ユウ「そろそろその不気味な仮面を外したらどうだ…ムカイ」



ゆっくりと仮面を外すと懐かしい顔が見えたのだが、一ヶ所だけ違う所があった


ユウ(クマ?それとも化粧か?)



ムカイの左目から頬まで黒い線があった



実況アナ「やはり生きていました!あのシゲル・リーンを倒したとされるザザ・ムカイ・ブラックだ!」



静まる観客、歓喜する観客、様々なリアクションが会場に起こる



ユウ「世の中はお前を世界を救う神と思う人、世界を滅ぼす悪魔と思う人、この2つに別れる。俺は…俺達能力協会はお前を世界を滅ぼす悪魔と思い、お前を止める!」



無言で構え、戦闘態勢に入る



ムカイ「…始めるぞ」



ムカイの右手に黒い炎を出す



ユウ「もう俺達の声は届かないか…だが止めてみせる!神速!」



高速移動でムカイの背後に移動したがムカイに顔面を掴まれ、地面に叩きつけられる



ユウ「がぁっ!!!」



一瞬何が起こったのかわからず静まる会場



実況アナ「い…い…一撃だぁー!何とあのブレイブ・ユウ・ホワイトを一撃で倒したぁー!」



立ち去ろうとするムカイだったが、ユウが既に立ち上がっていた



ムカイ「もう終わりだ…」


そう言いながら再び立ち去ろうとする



ユウ「まだだ!…まだ負けてない!」



右手に力を溜め、ムカイに向かって飛び込む



ユウ「神撃・インパ…」



飛び込んだ先に見えたのは黒い炎だった



ムカイ「焔・黒嫣砲…」



黒い炎に包まれ、観客を守る見えない壁へと吹き飛ばされる



実況アナ「圧倒的ー!!!何と言う強さでしょうか!全く手も足も出ない!」



ムカイ「まだ立つか…」



そこにはしっかり立つユウの姿があった



ユウ「ハァ…ハァ…予想以上だ…強すぎる。普通にやっても勝ち目がない…やっぱり奥義を使うしかない!」



胸に手を当て、深呼吸をすると、凄まじいオーラがユウから溢れ出てくる



ユウ「神体配授!」



ムカイ「…」



ユウの極限の反撃が始まる


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