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DARK-NESS 86

[477] ZAZA 2014-02-27投稿
戦いを終えたキムの所にストロワヤが静かにやってくる



キム「そっちも終わったか。後はアイツか…」



二人がリーシェンの所に行くと大の字に倒れているのを見つける



キム「敵も倒れている状況を見ると相討ちか…」



リーシェン「…相討ちじゃねぇよ…俺の勝ちだ…」



キム「お前がそこまでやられるとはな」



ストロワヤに支えられて起きる



リーシェン「そう言うお前らも結構ボロボロじゃねぇか…」



二人共リーシェン程ではないが、それなりに外傷がある



キム「よし…ケンジに連絡して合流しよう」



キムがケンジに電話をかけていると静かに近づく人物がいた



???「わしの部下は強かったじゃろう?」



白い拳法着に両手と顔半分に包帯を巻いた老人がいた


リーシェン「お…お前は…キール・ロワイヤル!なんでお前がここに!」



異様な雰囲気が漂う姿に3人は動けず、固まってしまう



キール「裏切り者には鉄槌を…これがARCの決まりじゃ。忘れた訳ではあるまいな?よってお前達を処刑する」



唾をゴクリと飲み込む一同


リーシェン「おい…さっき電話で合流するって言ってたけど、まさか…」



キム「お前の状態を見て合流場所はここだ…」



リーシェン「マズイな…」


手に巻いてる包帯を緩めて歩きだす



キール「死ぬがよい…」



しばらくしてロワールとケンジが合流場所に着くと目の前に恐ろしい光景が広がっていた



ロワール「みんな!」



リーシェン、キム、ストロワヤが血まみれになって倒れていた



ケンジ「ロワール!ここから早く逃げるんだ!僕が出来るだけ時間を稼ぐ!」



ロワール「で、でも!」



ケンジ「いいから早く!」


3人の血が染み付いた包帯をゆらゆらと揺らし、ケンジに向かって歩きだす



キール「さぁて…わしを何秒止められるかのぅ?」



ロワールは怒りや悲しみを抑え、走りだす



ケンジ「やってやる…」



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