携帯小説!(スマートフォン版)

ひとつ

[680] かえる子 2014-03-27投稿



朝がくるたび

ひとつ

近づく





夜になるたび

ひとつ

近づく







相変わらずの傍ら

届けられるため息とともに







相変わらずの恐怖

届けられたうたとともに





何かを埋めねば

貪る言葉





きっともう見ている

この夜の果て





あとは

ひとつだけ





明日をも知れぬ

ひとつだけ




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