ロマン飛行
遠い国から 太平洋の真ん中まで飛んできた
青い海と 白い雲
通り抜けた分だけ 涙があった
どうすればいいのかも分からないまま
ただ必死に飛んできた
この空と この道は僕だけのもの
誰も真似できない 僕だけのもの
他人からしたら
この道に生きる希望はないのかもしれない
光のない 暗い空なのかもしれない
それなら飛ばない方がマシだって言うかい
それは違う
だってこれは僕が見ている空だ
希望がない空は他人が見ている空だ
落とした1枚1枚の羽は
道標に。
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