携帯小説!(スマートフォン版)

無題

[770] ゆな 2014-04-03投稿
開け放ったままでは
深く傷つくばかりだと
遠ざかって行った背中達が
教えてくれた


だから鍵をかけた
開いたままだと思わせて


貴方が現れた時
埃まみれの境界線を探した
鍵はとっくに錆び付いていた


だから時間をかけて磨く
あなたにそっと渡すため


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