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ネガチブソング

[506] H.W. 2014-04-05投稿
僕はひざを抱えて
暗い部屋のすみにいる
大人になんかなりたくなかった
ぎゅっと目をつむる

懐かしい思い出たちは
いつも僕にやさしいけど
夢からさめたあとには
切ない気持ちだけ

時間のながれと
社会の波に
のりそこねてしまったのに
それでも太陽は
東からのぼるんだ
ざんこくに

時間よとまれ
僕のいまをうばわないでくれ
ああ
あとどれくらいを
若いと呼べるのだろう

子供のときは未来が
いつもそこにあったけど
としの分近づいたのに
いまは見えないよ

不安な気持ちが
僕をせめたててる
導きのほしはいまも
空で輝いて
見守っている だから
さあ いこう…

としをとっても
僕は僕だ かわりはしないから
ああ
いのちあるかぎり
全力で生きていこう

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