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DARK-NESS 94

[475] ZAZA 2014-08-15投稿
オルゾ「引退したんじゃないのか…魔人トカイ・キュベ」



魔人と呼ばれた男トカイ・キュベ…顔はかなり老人なのだが2メートルは越える身長にバトラースーツの上からでも分かる引き締まった体、長い白髪が気品漂うダンディーな男



キュベ「久しぶりにいい遊び相手が現れたからね。君も含めて」



しばらく睨み合いが続いたがキュベがキール・ロワイヤルとスレイツ連れて去ろうとする



オルゾ「俺とやらないのか?」



キュベ「私が見るに君のその体ではそろそろ限界だろう。それに目的であるAIチップの入手…は失敗した以上、これ以上の戦いは無意味かと」



隠していた痩せ我慢を見抜かれ笑うしかない



オルゾ(フッ…バレバレか…)



キュベ「だが、近々大きな事が起きるだろう…君や他の者達もその時に備えておくがいい」



そう言い放ち、トカイ・キュベ達は消えていった



オルゾ(クソ!俺の活動時間は10分もないのか!)



炎の壁が消え、雨が降り始める



ジャガー「やっと消えたか炎の壁」



ジャガーとハーデスがオルゾに近寄る



オルゾ「おい…黒い炎のガキはどうした?」



ジャガー「確かに何処行ったんだアイツ?…というかテメェ中々やるなぁ!俺様と勝負だ!」



ムカイの心配より目の前の強者に興奮するジャガーだが、それを押し退けハーデスが説明する



オルゾ(視線を感じて?…見に行った?…確かキュベはAIチップの入手は失敗…入手は…失敗…入手…は…まさか!)



目を見開き、ハーデスに詰め寄る



オルゾ「黒い炎のガキはどっちに行った!」



ハーデス「あっちダ…」



ムカイが走って行った方向を指差す



オルゾ「お前達、急いで追いかけた方がいい!」



ジャガー「おいおい!どういう事だ!」



オルゾ「ARCの奴らの目的はAIチップの他に黒い炎のガキの命かもしれない!」


そしてムカイが謎の連中を追いかけた時に時間が戻る


ムカイ(ハァッ!…ハァッ!…ハァッ!…何て速さだ!距離が全然縮まらない!)



ムカイの視線の先に米粒サイズしか確認出来ない程、遠くにいる。しばらく追いかけているが全然距離が縮まらない



???「そろそろいいか…」



走ると言うより、飛び跳ねるのを止め、ムカイを待ち構える



777「停止…状態変化…待機」



背中のブースターが収まり、通常モードに変わる



ムカイ「止まった!」



数秒後、やっと追い付き二人の姿を確認する



ムカイ「ゴホォ!ゴホォ!…お前が…ハァ…ハァ…ARCを…フゥ…愛国者を作った…創設者、龍・老酒だな?」



雨がポツポツと降り始めた


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