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DARK-NESS 95

[501] ZAZA 2014-08-31投稿
龍・老酒…能力者戦闘集団愛国者とARCの創設者で、年は優に100は越えているが何故か若い。だが肌の色は薄い紫色でまるで死体のようだ



龍「そうだ…私が龍・老酒だ。君はザザ・ムカイ・ブラックだろ?よく知っているよ」



ムカイ「お互いよく調べているようだな。なら話が早い、斑鳩の者達の恨み…晴らさせてもらう!」



目を瞑り、左手で瞼をなぞって目を開けると両目の瞳に模様が現れ、ムカイのオーラが跳ね上がる



龍「魔痕か…史上最強と言われたヤマト家に伝わる覚醒眼。能力者の力を最大限に上げる力…滅んだはずの魔痕がどう残ったのか謎だが、ヤマト家の意思を継いでいるのなら我の手で今度こそ滅亡だ…」



龍・老酒の後ろにいる777が戦闘体勢に入る



龍「お前は私の指示が出るまで手をだすな」



777「指示…待機…了解」


首が下を向き、手をぶらんと下げてその場で眠るかのように停止した



ムカイ「いくぞ!」



瞬時に龍・老酒の目の前に移動し、肘を腹部に打ち込み、もう片方の手で首を持ち上げ、黒炎に包みこむ



ムカイ「はぁぁぁ!!!」


さらに身をかがめて肘を打ち上げ、両手を広げて落ちてくる龍・老酒を掴んで爆炎に包みこみ、打撃を打ち込む



ムカイ「焔・黒燗からの黒炎砲!!!」



打撃の最後に黒炎を纏ながら小さく飛び上がり突進し、龍・老酒を吹き飛ばす



ムカイ「はぁ…はぁ…全力で打ったぞ…」



全力で龍・老酒を追いかけた後、すぐに戦闘。いくら魔痕の力があってもムカイの体力は既に限界だった



龍「やれやれ…魔痕を開眼してその程度とは…失望だな」



傷や出血はあるものの、ダメージは全く受けていない


ムカイ「くそぉぉぉ!」



軽く後ろに飛び、黒い炎を薙ぎ払う



ムカイ「焔・黒薙ぎ!」



龍・老酒に向かって黒炎が迫るが、右手一本で受け止め、黒炎を振り払う



龍「憎しみや怒りだけでは我には勝てんさ。これでは能力を使うまでもない…」


ムカイ「…」



息が荒く、汗もポタポタ墜ちる中、何も言い返さずただ立っている



龍「絶望で何も言えないか…お前の復讐はその程度の物だったと言う事だ。それに比べ我の復讐はこんな物ではない…我はこの世界にいる非能力者全員だ。我は必ず非能力者全員を滅する!」



ムカイ「俺の復讐はその程度…」



龍「滅せよ…」



瞬時に背後に移動し、手刀で心臓を貫こうとしたが、腕を掴まれる



龍「何!?」



ムカイ「貴様の復讐などどうでもいい…この世界がどうなろうが関係ない…俺は俺の復讐を果たせればそれでいい…だから…俺は絶対お前を殺す!」




その場で思い切り反動をつけ、黒い炎を纏った拳を打ち込む



龍「うおおおぉぉー」



ムカイ「焔・黒炎拳!」



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