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DARK-NESS 98

[447] ZAZA 2014-11-03投稿
ヴァン「え…」



龍「金は好きなだけくれてやる。直に始まる能力協会との戦いに我々の仲間に入り、戦ってくれぬか?」



ほぼ全員ポカーンとなる



ハルシカ「仲間…ちょっと待った!この泥棒野郎何かを仲間に?絶対裏切るに違いない!」



ヴァン「言いたい放題だな…」



龍「普段はチャラチャラしているが奴の実力は本物だ…奴が本気を出せばお主らより上かもしれんな」



龍・老酒とトカイ・キュベがニヤリと笑うがそれ以外は殺気が溢れる



ハルシカ「こんな泥棒野郎が我々より上だと!?絶対認めんぞ!」



怒りが頂点に達し、ヴァンに長い刀を振り下ろすが、スルッと避けて扉を開ける


ヴァン「今回はいくら金を積まれてもやらないよ。お前達で勝手にやってくれ…じゃあな」



そう言い残して去っていった



キール「本当によかったのですか?このままヴァン・スティールを行かしても…」



心配な顔をするキール・ロワイヤルに対し、笑みを浮かべる龍・老酒



龍「構わぬ…奴は放っておいても心配ないだろう」



だが1人納得していない男がいた



ハルシカ「老酒殿!やはり泥棒野郎をこのまま行かせるのは納得がいきません!それに力が泥棒野郎の方が上というのも実に腹立たしい!このハルシカあの泥棒野郎の首を必ず切って証明して見せます!」



勢い良く部屋を出る



レピオス「おいおい…いいのかよ。アイツ追っかけて行ったぜ」



龍「好きにさしてやれ…もしかしたら本当に奴の首を持ってくるかもしれん」



キュベ「本当にそう思うか?」



龍「さぁな」



ヴァン・スティールは捕らえられている部下の所に来ていた



ヴァン「ここか…」



少し離れた所に廃墟になった洋館があり、その地下の牢屋に辿り着く



ヴァン「おーい、帰るぞ…これは…」



目の前には血まみれでバラバラになった部下達の姿だった



ハルシカ「ハァ…ハァ…裁きだ」



息を切らし、長刀に着いた血を振り払う



ヴァン「わざわざ追いかけてここまでするとはねー」


ヴァンのノーリアクションに笑みを浮かべるハルシカ



ハルシカ「怒りで突っ込んでくると思ったが、やはり狂ってるな」



ヴァンも笑みを浮かべながら振り向く



ヴァン「人をバラバラにするお前の方が狂ってるだろ」



長刀を肩に乗せ、ヴァンを睨む



ヴァン「戦いは嫌いなんだが、一応コイツらの仇をとるか…」



構えをする事もないが、その場の空気が一気に変わる


ハルシカ「いざ!」



ヴァン「はぁ…」



その頃、能力協会総本部ではARCとの戦いについての会議が行われていた



カシス「予定通り、ARCの本部である東京に3日後、奴らの目的を阻止する為に戦いに挑む」



会議室には新代表のオルゾを始め、副代表のカシス、能力協会に所属する全戦闘員を束ねる総隊長にアカシアが就き、ユウとタケはアカシアの下に就いている



カシス「アカシア、そっちの準備はどうだ?」



アカシア「…問題ない」



カシスとアカシアがオルゾの方を見る



オルゾ「AIチップが奴らの手に渡った以上何をしてくるかわからないが、核を撃とうが、数えきれない程の能力兵士が来ようと我々は臆する事なく目的を果たす!」



一同「おぉ!!!」



そして能力協会とARCの戦いが始まる



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