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DARK-NESS 100

[481] ZAZA 2015-01-04投稿
四番通りでは…



レピオス「まさかキミが来るなんて思いもしなかったよ!」



興奮状態なレピオスに対し、表情を変えずクールなハーデス



レピオス「医学を極めた僕と、化学を極めた君!一度語り合い、そして殺し合いをしてみたかったんだ!」


ハーデス「噂には聞いていたが、かなりバカだナ」



レピオス「ねぇねぇ!お互いの能力を見せようよ!まずは俺からいくよ!」



手術着を着た医者が数人現れ、手術に使う機材も現れた



レピオス「オペを始めよう…」



レピオスの周りはまるで手術室みたいな状態になる



レピオス「さぁ!次は君の能力を見せてくれ!そして殺し合う!」



挑発ではなく、ただのお願いにハーデスは内ポケットから謎の液体が入った小瓶を取り出すが、すぐにしまってしまう



レピオス「?」



ハーデス「バカ相手に能力を使うまでもないネ…使うのは私の才能ダ」



ハーデスがレピオスの後ろを指差す先に人間らしき者が立っていた



レピオス「何だコイツ?人…じゃねーな」



真っ白な体に目も鼻も口も耳もない白い顔を持った不気味な者が立っていた



ハーデス「そいつは様々な能力者の力を持つ人型兵器だ…名前は…そうだな…白いからシロでいいだろウ」


レピオス「人を創った…だと?」



シロが右手を前に突き出すと光弾が放たれた



レピオス「第二助手!」



第二助手が身代わりになり光弾を受けるが威力が予想以上に大きく、第二助手が一発で倒される



レピオス「何だあの威力は…」



次に高速移動でレピオスの背後に移動する



レピオス「この技は確か!」



今度は至近距離で光弾を撃つ



レピオス「器械出し!」



看護師がメスを渡し、レピオスが手に取るとメスが大きくなり、光弾を防ぐ



レピオス「麻酔医!」



シロに向かって注射器を投げ、動きを鈍くする



レピオス「調子に乗るなぁ!」



持っていたメスでシロを真っ二つに斬った



ハーデス「ふむ…動きと技はまずまずだね。後は防御力か…脆すぎるネ」



深く考え込むハーデスは勝負ではなく仮説と実験を繰り返すただの研究者だ。その様子にレピオスも考えていた



レピオス(あの光弾…あの動き…間違いない!能力協会のカシスとアカシアの技だ!あの二人の力を持った人を創るなんてやはり天才だ!)



考え中のハーデスがまたレピオスの後ろを指差す



ハーデス「まだ実験は終わりじゃないヨ」



レピオスが振り返ると第一助手がシロに切り裂かれて倒されていた



レピオス「もう一体いたのかよ!」



左手の伸びた爪が元通りになり、右手で光弾の撃つ



レピオス「しゃぁぁ!」



光弾を切り、今度はシロの首を斬った



レピオス「あの爪は知らない技だけど何体こようが俺の敵じゃ…」



ハーデスの方向に振り向くと信じられない光景が広がっていた



ハーデス「ん?誰が二体だけと言っタ?」



ハーデスの前に100体のシロが並んでいた



レピオス「マジかよ…」



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