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DARK-NESS 101

[419] ZAZA 2015-01-18投稿
100体のシロが一斉にレピオスに向かって襲い掛かる


レピオス「痺れるね!やってやるよ!メス!」



両手に巨大なメスを持ち、残りの医者や看護師などで100体のシロに立ち向かう


レピオス「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」





16分後…



ハーデスの目の前にいた最後の一体を真っ二つに斬り倒す



レピオス「…」



「バタン!」



体力を全て使いきり、その場で倒れる



ハーデス「100体倒した時間が16分か…中々のオペだったよ。さて、いいデータが取れた事だし、次に行きますカ」



一番通りでは、カシスとトカイ・キュベの戦いが始まっていた



ユウ(俺は目の前で行われている事にただ立って見ているしかなかった)



キュベ「うん?どうしたのかね?速さだけでは私に勝てないよ」



神速で撹乱し、接近して攻撃してもトカイ・キュベには一切通じず、ただやられているカシスの姿だった



カシス「ハァ…ハァ…やっぱすげぇな魔神は…全然叶わないわ!」



ゆっくり歩いて来るキュベの目の前に高速移動し、渾身の神撃を繰り出すがすらりと避ける



キュベ「魔拳!」



技の派手さはなく、ただ力を込めたストレートパンチだが、その威力に絶大で、まともに食らったカシスは言葉を発する前にユウの隣に吹き飛ばされる



ユウ「師匠!」



口から大量の血を吹き出すカシスに駆け寄るユウを手で払う



カシス「ハァ…ハァ…ごほぉ!…大丈夫だ…まだやれる…手出しは無用だ…」



ユウ「しかし!」



ゆっくりと立ち上がると腹部を手で擦りながらキュベの方へ歩きだす



キュベ「やはり神躯使いは丈夫だな。普通の能力者なら今の一撃で終わるはずだが」



足を止め、覚悟を決めた様子のカシスが呟く



カシス「奥義を使って力を上げても勝てないな…それならもう自分の能力で賭けるしかない!」



ユウ「師匠…」



カシスの周囲を風が覆い、その中でカシスの姿が段階変わっていった



キュベ「ほう!これは素晴らしいですね!」



カシスの姿にユウは言葉を失った



カシス「出来ればこの姿は弟子には見られたくなかった…神の力、神躯を使う者の能力でこの姿になるのを…」



頭に動物の頭蓋骨を被り、髪は足の先まで伸びて全身ボロボロの黒い布で覆われ、手には三尖刀を持った姿はまるで死神のようだ



キュベ「これが君の本当の姿か…実に素晴らしい力だ」



邪悪なオーラを漂わせながら三尖刀を振り上げる



カシス「俺は自分の能力が嫌いだ。早く戻りたいから全力で行くぞ!オォォォン!」



振り下ろした三尖刀から強烈な風が吹き、トカイ・キュベを包み込む



カシス「死の風で切り刻まれろ…」



風の渦の中でトカイ・キュベの体中に切り傷ができる


キュベ(ぬぅ…身も一つ残らず切り刻み続ける風…いや、かまいたちと言った所か…ならばこれはどうかな?)



自分の真上に魔拳を打ち、風の渦を二つに割って見せた



カシス「自力で脱出するなんてすげぇな。ならこれはどうだ!」



黒い残像と共にトカイ・キュベに飛び掛かり、三尖刀を振り下ろす



キュベ「フン!」



拳で三尖刀を受けるが予想以上の力で耐える事が出来ず吹き飛ばされる



カシス「ハァ…ハァ…」



ユウ「イケる!」



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