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DARK-NESS 106

[481] ZAZA 2015-03-19投稿
タケがアカシアの元へ行き、アカシアを起こして抱える



タケ「大丈夫すか…一旦戻って師匠の手当てをしないと」



アカシア「…どういう…事だ…」



タケが視線を変えると、777が空を見上げながらポツンと立っていた



タケ「師匠…すいません…やっぱ俺は敵であろうと人殺しは出来ないっす」



777に濃縮光弾が直撃するギリギリの所でタケが上空へ濃縮光弾を上げ、空中で爆破させた



アカシア(…あれだけの力を操り、そして自分のタイミングで爆破させるとは…急にたくましくなりおって)



タケの肩を借りて立つアカシアがタケの顔を見てフッと笑う



タケ「おーーーい!!!」


タケがポツンと立つ777に声をかけると、空を見ていた777がタケを見る



タケ「もう勝負は終わった!俺達の勝ち!お前の負けだ!後はお前の好きにしろ!お前は自由だ!」



777「…」



理解出来なかったのか首を傾げる



タケ「俺達の仲間がここに来る前に早くどっか行けよ!」



そしてタケはアカシアを連れて歩きだす



777「…自由」



そして五番通りでは…



オルゾ「久しぶりだな…」


ヴァン「そうだな」



そう言葉を交わし、1分が経つとヴァンがスッと道を開けた



ヴァン「どうぞお通り下さい能力協会代表様…」



紳士的な形で道を開けるヴァン



オルゾ「…」



黙って通るオルゾ



ヴァン「何も聞かないのか?」



オルゾ「聞いても答えないだろ」



ヴァン「よくご存知で」



そしてキール・ロワイヤルの元へ行くオルゾを見届けると周りにいる監視役達がヴァンを取り囲む



監視役「やはり裏切ったな!タダでは済まないぞ!」


ヴァン(安心しろ。お前達が考えている最悪な結末にはならないよ)



そして再び一番通りに戻る


ユウ「神撃インパクト!」


キュベ「魔拳!」



お互いの拳がぶつかり合う


キュベ「フン!」



ユウ「うわぁーーー!」



トカイ・キュベの力が勝り、吹き飛ばされる



ユウ(くぅ〜…もう10発くらい打ち合ってるけど、全然勝てない…)



一方、トカイ・キュベは自分の拳から血が出ているのに気付く



キュベ(フム…速さはないが力と防御力は大したものだ。私と打ち合って私の拳が先に傷つくとは…)



立ち上がり、ユウは奥義を発動する



キュベ(雰囲気が変わった…これが神躯の奥義か)



そう思った瞬間、力強いオーラを背中に感じて、振り返るとさっきまで目の前にいたユウが後ろにいた



ユウ「神速撃!」



トカイ・キュベの腹部に確実にヒットするが、吹っ飛んだのはユウの方だった



ユウ「???」



ユウの左頬が大きく腫れて、頭もクラクラする



キュベ「素晴らしい一撃でしたが、自分の攻撃に集中し過ぎて私のカウンターが見えてなかったね」



ユウ(全く見えなかった!パワーとスピードがけた違いだ!これが左の魔拳!)


キュベ「さぁ…早く立ちなさい。君は頑丈だからまだイケるだろ?」



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