片想いでも、恋は恋☆3
「ん?そうだよ。この間、階段でこけちゃってさぁ。あの様だよ。はは☆」
「はぁ…。そうなんですか。なんだか痛々しくて可哀想。」梨香の母性本能がくすぐられたのかもしれない。
「可哀想なんかじゃないよ。自分がボーッとしてるのが悪いんだよ。フフ♪」
(へぇ、結構天然なんだな、彼。仲良くなれるかも♪)
梨香は、なんだか愉しくなって来たのか、うつむいていても微笑みが表情に浮かんできた。
「何か楽しいことでもあったんですか?」
ふと見上げると、さっきの徹君だった。
「い…いえ、なんでもないです。じゃあ、ごちそうさまでした(*^-^*)」
梨香は、もっと話したい気も少ししたが、恥ずかしくなってきて退散した。
(はぁ、あまり慣れないことをすると、息が苦しくなりそうだ。でも、ハンサムだったな、今の子。ちょっとドキッとした☆)
梨香は、若干、男性恐怖症気味だった。家では、父親とも会話がないし、姉も彼氏を連れて来たことがない。要するに、男性慣れをしていないのだった。
[続く]
「はぁ…。そうなんですか。なんだか痛々しくて可哀想。」梨香の母性本能がくすぐられたのかもしれない。
「可哀想なんかじゃないよ。自分がボーッとしてるのが悪いんだよ。フフ♪」
(へぇ、結構天然なんだな、彼。仲良くなれるかも♪)
梨香は、なんだか愉しくなって来たのか、うつむいていても微笑みが表情に浮かんできた。
「何か楽しいことでもあったんですか?」
ふと見上げると、さっきの徹君だった。
「い…いえ、なんでもないです。じゃあ、ごちそうさまでした(*^-^*)」
梨香は、もっと話したい気も少ししたが、恥ずかしくなってきて退散した。
(はぁ、あまり慣れないことをすると、息が苦しくなりそうだ。でも、ハンサムだったな、今の子。ちょっとドキッとした☆)
梨香は、若干、男性恐怖症気味だった。家では、父親とも会話がないし、姉も彼氏を連れて来たことがない。要するに、男性慣れをしていないのだった。
[続く]
感想
感想はありません。