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DARK-NESS 111

[491] ZAZA 2015-05-07投稿
部下A「AIチップ解析完了しました」



部下B「人材、兵器、資金、それぞれの遺産は全て老酒様の思うがままです」



龍「ご苦労…では早速愛国者の遺産を使わして貰おう。」



龍・老酒がいる場所は国会議事堂の地下にある薄暗くコンピューターで埋め尽くす秘密の部屋だ。その中はおよそ50人の人達が作業していたが…



「ビー!ビー!ビー!」



危険を知らせる警報音が流れる



龍「どうした…」



部下A「国会議事堂前に一人の少年が!」



目の前のモニターに監視カメラの映像が流れると龍・老酒の表情が変わる



龍「アイツは!」



モニターに映っていたのは先日殺したはずのザザ・ムカイ・ブラックの姿だった


部下B「戦闘員に送りますか?」



龍「ダメだ。私が行こう…お前達は作業を続けろ」



そして外に出て、ムカイの前に現れる



龍「お前は確か殺したはずだが、目の前にいるのは幽霊かな?」



ムカイ「死にかけだった所をある人の能力で助かった…」



龍「せっかく助かった命をまた無駄にするとは…懲りぬガキよ」



ムカイ「前の俺とは違う」


二人の禍々しいオーラがぶつかり合う



龍「お前の小さい復讐に長く付き合う暇はない…すぐに終わらせて貰う」



ムカイの両目の瞳に魔痕が現れ、禍々しいオーラが更に膨れ上がる



「ドン!」



龍・老酒の目の前に瞬時に移動し、腹部に掌手を当てて吹き飛ばす



龍(何だ?この力は?)



不意を突かれたがすぐに起き上がる



ムカイ「イッタデアロウ?マエトハチガウト…」



次は真後ろに高速移動し、殴りかかるがしっかり受け止める



ムカイ「ホムラ…」



また瞬時に後ろに移動したムカイが黒い炎を右手に漂わせる



ムカイ「コクエイホウ!」


龍「!」



黒い炎を纏った右手で突撃し、国会議事堂まで吹き飛ばす



龍「…」



すぐに崩れた所から出てくる



ムカイ「さほどダメージはなさそうだな」



ムカイの雰囲気や言葉などからある事に気付く



龍「貴様…完全に魔痕に支配され、魔王となったか」


禍々しいオーラを漂わせるムカイがニヤリと笑う



ムカイ「支配された?それは違う。俺が魔王を支配し、魔痕の力を最大限に使う事が出来るようになった」


龍(魔王が一瞬現れた…我が思うに完全に支配などしていないな。ただ魔王が少し魔痕の力を上げているだけだが、それでも凄い力だ)



手を広げ、黒い球体を作る


龍「その黒い炎で我の闇の力に勝てるかな?」



黒い球体を目の前に投げ、地面に着くと潰れて広がる


ムカイ(設置系の能力か?それとも…)



龍・老酒の能力が解らず様子を見ていると、黒い水溜まりから黒い巨大な闇の腕が現れる



龍「闇ノ千樹手…」



闇の腕がムカイに襲いかかる



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