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DARK-NESS 117

[522] ZAZA 2015-07-02投稿
ムカイと能力協会達の間に張り詰めた緊張感が漂い、今にも戦いが始まろうとした時、能力協会全員に通信が入る


「緊急連絡!南の無人島よりミサイルが発射され、東京に向かっています!直ぐにそこから離れて下さい!」



タケ「マジかよ…」



カシス「やりやがったなぁ!!!」



オルゾ「待て!」



飛び掛かろうとしたカシスを止め、ムカイをチラッと見た



オルゾ「戦ってる暇はない!俺達も逃げるぞ!」



カシス「クソ!」



タケはショックを受けているユウを抱えてその場を離れる



ムカイ「ハーデス、ミサイルを撃ったという事はジャガーは?」



ハーデス「完了の連絡を受け、発射したよ。我々もここを離れよウ」



通信を終え、ムカイは歩きだす



ムカイ(終わった…復讐は終わった)



そして数分後、東京にあるARCの本部に核ミサイルが落ち、壊滅した



東京が壊滅した三日後、斑鳩にあるハーデスの研究所にムカイとジャガー、そして支援者のイザラがいた



イザラ「皆お疲れ様」



話を聞かず、研究を続けるハーデス、ジャガーもブツブツ文句を言っていて話を聞いていない



ムカイ「復讐は終わった。だからお前達と交わした契約はここで終了だ」



ダン!っと床を蹴り、ムカイの目の前に降り立つジャガー



ジャガー「ふざけるなよ…俺はまだ納得してねぇからな最後にあんな事させやがって」



睨み付けるジャガー



ムカイ「分かっている。お前には契約金の変わりに愛国者の遺産である人材のデータをやるよ。これで世界中の強者と好きなだけ戦え」



データや書類をジャガーに渡す



ジャガー「フン!こいつらを全員を殺したら最後はお前だ!今度は必ず殺すからな!」



そう言い残し、勢いよく出ていった



イザラ「別れの言葉もなしか…アイツらしいな。それよりいいのか?遺産を渡して」



ムカイ「あぁ…アイツには最後に似合わない事をさしてしまったからな。それとハーデスには愛国者の遺産から金を…それから兵器はイザラに持って貰う」



イザラ「お前は何も要らないか?これから何かと大変だぞ」



フルフルと首を左右に振る


ムカイ「俺は何も要らない。それにやる事があと一つある」



イザラ「やる事?」



そして能力協会達は大阪支部に移動し、東京の被害状況を確認していた



オルゾ「現段階で分かっている事を報告してくれ」



会議室には代表のオルゾをはじめ、カシス、アカシアユウ、タケ、それに世界中の協会役員達と映像を通して話し合われていた



「東京に落ちた核ミサイルは最新式の物で壊滅範囲は数十キロと小さく、また犠牲者は1人もいません!」


カシス「何!?死亡者ゼロだと!」



オルゾ「詳しく教えろ」



「一般市民は核ミサイル発射前に全員避難が完了していました!それと避難した人に話を聞くと避難誘導していたのはあのジャガーだったという事です!」



アカシア「…やられたな」


タケが暗い表情のユウに話しかける



タケ「誰も死んでないって事はムカイはやっぱ世界を救ったヒーローじゃね!」


ユウ「違うよ」



オルゾ「その通り」



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