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DARK-NESS 129

[444] ZAZA 2015-11-10投稿
ユウ「俺が非公式でここに来ている時点で公式であなた達と協力関係を結ぶ訳にはいかない…そこで、俺とムカイの間に誰か入ってもらい、非公式に協力関係を結ぶ事にする」



ハーデスとムカイはそれしかないと思ったが1つ気になる事があった



ムカイ「間に入る人は誰なんだ?」



ユウ「話してみるか?」



そう言って携帯電話を取出し、その人物に電話を掛けてムカイに渡す



???「めちゃくちゃ久しぶりだな!俺の事覚えてる?」



聞こえて来た声に懐かしさを感じ、すぐに誰だか分かった



ムカイ「エンデン…」



翌日、エンデンが研究所にやってきた



エンデン「うぃっす!お邪魔しまーす」



昔とあまり変わってない感じだが、1つ明らかに変わってる事があった。それはエンデンの能力者としての実力が昔より遥かに上がってる事、昔は5人の中でもエンデン自身の力、能力の力は普通並で本人も戦闘はあまり好きじゃなかったが、今は全然違う雰囲気を持っていた



エンデン「ふーん、今はここに住んでるのか…女2人男1人、いいなぁ」



まるで緊張感がなく、普通の友達感覚で話すエンデンをムカイは嬉しく思った



ムカイ「異常なマッドサイエンティストとそいつに創られた人形だ…しかもその人形に1日中見張られているんだ始末、嫌になるよ」


前までは魔王と呼ばれ、世界に恐怖を知らしめた男が今は昔の友と久々に会い、話に花が咲く。ムカイは自分がこんなに喋るんだと新たに発見できた



エンデン「さてさて、そろそろ本題にいきますか。えーと、メモメモ…」



ポケットをゴソゴソしてくしゃくしゃになったメモを取出す



エンデン「えーと、ユウから貰った情報は…現時点では後継者達に目立った動きは無しで、でも後継者達はもう集まってるかもしれないらしいだって」



ムカイ「そうか…」



急に真面目な表情に変わるのをチラッと見たエンデン


エンデン「所でさ、ユウは大丈夫かな?内緒でムカイと協力して」



ムカイ「大丈夫。その辺は上手くやるだろ…それよりエンデンは大丈夫かよ、俺と関われば危険性はかなり高いぞ」



エンデン「大丈夫!俺は闘わないから!」



即答だった



ムカイ「そ、そうか…」



ここでハーデスが部屋に入る



エンデン「おぉ!貴女が噂の美しすぎる科学者ハーデス・ペルノーさんですね!」



ハーデス「はァ?」



エンデンの言っている事は嘘でもお世辞でもなく、巷ではこういう噂が流れている。実際は本当に綺麗な姿のハーデスを見て非常に感動していた



ハーデス「こいつが例の仲介者カ?」



黙って頷くムカイ



エンデン(うわー!スゲー!本物だ!)



あのハーデスが若干引いている



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