DARK-NESS 135
後日、能力協会大阪支部内の資料室でパソコンのキーボードをカタカタと鳴らすユウの姿があった
ユウ(なるほど…)
そこへタケが入って来る
タケ「何だよこんな所に呼び出して。俺は本に囲まれてる所は好きじゃねーんだけど」
ユウの隣に立ち、パソコンの画面を見ると古い写真が写っていた
タケ「何だこれ?」
タケが見たのは袴姿の人達が20人くらい並んでいる写真だった
ユウ「この人達の着てる服に付いている紋章のような物…見覚えないか?」
ひし形の形が3つ並び、まるで花のような紋章にタケが思い出す
タケ「あの時闘った後継者が着ていた!」
ユウ「そう、そのヤマト家の人間が後継者になって俺達の前に現れた…が、あり得ない」
深く考え込むユウ
タケ「どういう事だよ」
ユウ「数少ない資料を集めて見たがヤマト家は10年前に愛国者によって滅ぼされている」
タケ「おいおい…ちょっと待てよ。この間俺達が闘ったのは幽霊だったのかよ」
ユウ「人間か幽霊かそれとも…まだわからない事があり過ぎるが1つわかった事がある。この端っこの子供を見てくれ」
画面に写った写真の子供をじっと見るタケが気付く
タケ「この子供ってまさかムカイ!?」
ヤマト家の人達がたくさんいる中で、端っこで隠れるように立つ子供こそムカイだった
タケ「何で?あいつはヤマト家じゃないだろ!」
ユウ「詳しい事はわからないがヤマト家とムカイは何らかの関係があった。そして愛国者によって滅ぼされたヤマト家…ムカイはヤマト家の仇を討つ為、愛国者に復讐を誓うという事か…」
タケ「ムカイは今回の事は知ってるのかな?」
ユウ「さぁな…」
思いの外あっさりとした答えに少し疑問を抱いたが、タケはもう1つ気になる事があった
タケ「後はシゲの事だな。あいつは本当に後継者の一員なのか?」
一際難しい顔になるユウ
ユウ「今の段階ではそう考えるのが妥当だろう」
ため息を吐き、頭をボリボリと掻くタケ
タケ「ムカイに続いてシゲと、問題が次から次へと出てくるな…」
その頃、能力協会大阪支部最上階にオルゾ、カシス、アカシア、そして輸送された後継者の1人である幻魔がいた
ユウ(なるほど…)
そこへタケが入って来る
タケ「何だよこんな所に呼び出して。俺は本に囲まれてる所は好きじゃねーんだけど」
ユウの隣に立ち、パソコンの画面を見ると古い写真が写っていた
タケ「何だこれ?」
タケが見たのは袴姿の人達が20人くらい並んでいる写真だった
ユウ「この人達の着てる服に付いている紋章のような物…見覚えないか?」
ひし形の形が3つ並び、まるで花のような紋章にタケが思い出す
タケ「あの時闘った後継者が着ていた!」
ユウ「そう、そのヤマト家の人間が後継者になって俺達の前に現れた…が、あり得ない」
深く考え込むユウ
タケ「どういう事だよ」
ユウ「数少ない資料を集めて見たがヤマト家は10年前に愛国者によって滅ぼされている」
タケ「おいおい…ちょっと待てよ。この間俺達が闘ったのは幽霊だったのかよ」
ユウ「人間か幽霊かそれとも…まだわからない事があり過ぎるが1つわかった事がある。この端っこの子供を見てくれ」
画面に写った写真の子供をじっと見るタケが気付く
タケ「この子供ってまさかムカイ!?」
ヤマト家の人達がたくさんいる中で、端っこで隠れるように立つ子供こそムカイだった
タケ「何で?あいつはヤマト家じゃないだろ!」
ユウ「詳しい事はわからないがヤマト家とムカイは何らかの関係があった。そして愛国者によって滅ぼされたヤマト家…ムカイはヤマト家の仇を討つ為、愛国者に復讐を誓うという事か…」
タケ「ムカイは今回の事は知ってるのかな?」
ユウ「さぁな…」
思いの外あっさりとした答えに少し疑問を抱いたが、タケはもう1つ気になる事があった
タケ「後はシゲの事だな。あいつは本当に後継者の一員なのか?」
一際難しい顔になるユウ
ユウ「今の段階ではそう考えるのが妥当だろう」
ため息を吐き、頭をボリボリと掻くタケ
タケ「ムカイに続いてシゲと、問題が次から次へと出てくるな…」
その頃、能力協会大阪支部最上階にオルゾ、カシス、アカシア、そして輸送された後継者の1人である幻魔がいた
感想
感想はありません。