しびれる寒さが澄みわたる 公園までの下り坂に いつかの思い出探しに出掛けた そう...
ある詩をみた 内容は聞いてて胸ぐそ悪くなる程の超ベターな綺麗事だった 俺は思う ...
『おばさん、あいつホント馬鹿な奴だょ』 突然の若き訃報に驚きを隠せない参列者を見ながら、静か...
教室の四角い窓 そこから見えるのは 荒廃した工場、車の渋滞、建ち並ぶビル どれも...
暗く静かなこの町も やがては光に覆われる 小さな朝日に起こされて 日本中が動き出...
いつもと全く変わらない帰り道 変わってる事と言えば 俺の気持ちくらい 卒業まであ...
独り教室に残る俺 身支度が遅く、いつも最後になってしまう そんな俺の所に駆け込んで来た...
あっという間に1年が過ぎるな 1年前の今頃 生まれ育った田舎を離れ この大都会に移り住んだ。...
苦しい教室、迷い込んだ蝶。 みんなは、季節はずれと笑う。 その存在は最早ない。 新し...
裏切りの街の 細くて暗い、先の見えない路地裏は 密売人の溜まり場だった 未来に希...