学校も塾も何の予定もない日曜日。 なんとなく勉強して なんとなく窓から空を見た。 青くて...
怖い… 『じゃあ上川がいなくなれば いいんだね?』 『…どういうこと?』 『消すんだよ...
中学校の始業式。 転入生がやってきた。 身長は私と同じ位で目の大きな 短髪の男の子。 ...
霊安室に瑞輝はいた。 『…瑞…輝』 瑞輝の顔に被せてあった白い布を とった。 ...
――――4年前、夏。11歳。 今日、11歳の誕生日。 学校は夏休みのため僕は 毎年勝手に...
『できたぁー♪』 『何描いたの?見せて』 『まだひみつだよっ!』 『見せてよ』 『ま、待っ...
もし僕が雨嫌いでも 君は好き。 ―――――― 僕はいつも町でいちばん高い 丘で絵を描いてい...
三田と別れて 急いで学校を出た。 校門のところに亜季がいた。 待っててくれたのか。 心...
朝いつものように 亜季と一緒に学校に行った。 亜季はさっきから、 何か僕に伝えたいようだ...
夏休みが終わって2学期。 毎朝、亜季と一緒に登校してる。 席替えして亜季の隣になった。...