ライスはその申し出に、少し言葉を濁した。 「何か不都合でも?」 「いえ…ロイ君は今、ある事情で...
「そうですね…敵から殺されそうになった所、ロイ君のお友達の知人がターンを使って王宮まで逃してくれた...
「…何か御用ですか?」 ライルはその馴れ馴れしい態度と、戦いを邪魔されたという事で、内心、腹を立...
その隙をついて、ライルは弾丸のような速さでフードの人物の懐に飛び込むと、剣を一気に薙ぎ払った。 ...
「なるほど…あいつか…」フードを被った人物がロイやセイル達を攻撃したとの話しを思い出し、ライルは怒...
「分かった。…でも、万一の事があったら絶対無理しないでくれよ、兄さん。悲しむのは息子さん達だけじゃ...
「ありがとうございます」マギウスはそう言って、頭を下げた。 「礼には及ばん」 エリウスは苦笑し...
「上手くいくかは、やってみないと分かりませんが…」 自信家のマギウスにしては珍しく、言葉を濁して...
暗黒剣の国カイストランドのほぼ中央に位置する場所に、首都「ダークパレス」がある。 「ダークパレス...
「しょうがないでしょう。城の中に一日中いると、こういう面白い話しが中々出来ないのよ」 アリネスは...