リストカットしても、残るのは…闇… 殺してやる… こいつら全員殺してやる…夜中毎日いのる… ...
ただ… 一緒にいたかった… ただ… 一緒に笑っていたかった… そんな些細な事… なの...
「あ…」 学校に来てみると、先に彼女は学校にきていた… 今日の訳をききたかった…なんで…来なか...
彼女がリストカットし始めたのは、この夏がはじまってまもない、6月の終わり頃… 寮の自分の部屋… ...
手首から流れる鮮血… それは、腕を伝い、床におちる… 左手にカッターを握りしめ、何度も何度も…...
「好き…なの」 「………」 長い沈黙… 私はただ地面と自分の足をみつめる。 きっと先輩は...
「……」 しばらくしてから中庭に戻る。先輩は特進科だからもう授業に行かなければならない。だから…...
「告白する!」 お弁当のシャケを食べながら、先輩は言った… 「はい?」 言っている意...
「先輩?」 語尾にハートをつけて呼び止める。 「なに?」 笑顔で答える先輩の顔… 「その...
「ねぇ…お母さん?」 「なぁに?優ちゃん?」 「お母さんは同性を好きになった事ある?」 その...