朝 目覚まし時計が鳴る。 まだ眠っていたいのに、否応なしに覚醒させられる。 起きる。 体が...
「あ、そうそう。誕生日と言ったらやっぱこれだよねー。」 麻友美と綾香はドアの横に置いてあった袋を...
「止めろよ…何揉めてんだよ…ってか巻き込むな!」 「「黙ってて!」」 2人はまた息を揃えて亮平...
「「おー」」 麻友美と綾香は並べられた料理を見て歓声をあげた。が… 「キャベツ少ない…」 「...
「まあとにかく…昼飯作るから2人で適当にしゃべっといて。」 亮平はキッチンへ向かった。 「何か...
「お兄ちゃん…?」 綾香は麻友美と亮平の顔を交互に見比べた。 そして考え抜いた末、口を開いた。...
綾香を待つ間、麻友美は亮平の部屋をうろうろ歩き回り、珍動物を見るような目で色んなものを見ていた。 ...
「ねーねー、お兄ちゃんの彼女ってどんな人?」 麻友美が目を輝かせながら聞いてくる。 「まあ…結...
「何急にきてんだよ…」 「別にいーじゃん。暇だったからお兄ちゃんと遊んであげよっかなーって思った...
「ふーん…まあ、こういう時何て言えばいいか分からんけどさ…とりあえず、頑張れよ。瑠奈ちゃんにいいと...