寒い 今日もまた 実の無い会話で一晩 眠い 今はもう 温いコーヒーだけある この日が十...
砂になる道の上 肺の中で息は燃えて 腫れる想いと一緒に 夕闇に溶けていく 繰り返す季節を裏...
ガッガーンとめざめて キシャーとおきる ひざをビャビッとのばし あくびをボカン ...
端金にもならぬ僕を どんな目で見ていらっしゃる? 虫さえ喰わぬ僕を どう...
誰かに叱られた時 雨上がりの空を見た時 あの子に告白した時 けたたましく鳴っていた 僕...
恋人よ 朝が来た 最後を告げる日が昇る このまま誰も傷つけず 下らない話だけしていたいけれど...
しなびた笑い声が 僕の胸を通過する インクの擦れた数字の上で 高慢と怠惰を喰いながら ...
そこから僕が見えますか ここから貴方は見えません 泣き叫ぶ暗闇の中にいた まあるいロウソクの...
君は全てだ 君は世界そのものだ 流されるだけの水も 生かされるだけの人も 君...
どうかどうか傍に居て 空を飛べないスーパーマンダラダラ歩くスーパーマン真黒に貼りつく氷道 ...