オレは昼メシにならない甘ったるいパンを食べ終えた。 昼休みが終わるまで後10分。笹川のさっきの質...
「おーい、南野!昼メシいこーぜ?」 「おー」 昨日笹川と『友達』になったのはいいがだからといっ...
「…なんで?」 笹川から返ってきたのはその一言だった。 当たり前だ。オレは笹川と友達どころか知...
あの日から、笹川に会った日から数日が経った。 「…ふぅ」 クラスメイトが騒ぐ教室でオレは一人た...
公園のベンチに座っている。夕方なだけに人は少ない。 自分の傍らには女がいた。付き合って一週間の彼...
「おはようございます〜!」 朝、香絵は元気よく先生に挨拶し学校に登校する。地下にある下駄箱兼ロッ...
前回同様怪奇ドラマを作るべく、香絵と晴彦は放送部部室で話し合っていた。 「まずはどんな噂があるの...
「怪奇ドラマを作る?」 「そう!このS高校を舞台とした怪奇ドラマを作るの。私達放送部で」 ここ...